立教池袋中学の、2019年度帰国枠入試の作文のお手本

立教池袋中学の、2019年度帰国枠入試の作文のお手本を公開します。

帰国子女枠入試専門コンサルタントの齊藤です。

普連土学園中学の、2019年度帰国子女枠9月編入試験が、8月6日(火)行われます。

2019年4月12日時点での、募集要項です。

・募集学年: 中2
・試験内容: 国数英(各60分 各100点満点)、面接試験(親子 10分程度)

普連土中学では帰国子女枠入試を行っていますが、一般入試と同じ日程です。

ですから、一般入試と同じ国語と算数が出題されます。

試験内容は決してカンタンではありません。

普連土は、帰国枠編入試験の方が、圧倒的に対策がしやすいんですよ。^^

さて今回は、立教池袋の、2019年度帰国枠入試の作文のお手本を公開します。

2019年度帰国子女枠入試では、以下のテーマが出題されました。

作文テーマ(30分間 日本語600字程度)

・海外生活で印象に残った言葉

立教池袋の作文は30分間で、600字程度で書く必要があります。

帰国枠入試の作文エッセイには、下記3つが必須となります。

1、テーマに沿っていること
2、自身の海外経験を組み込んでいること
3、具体的に書くこと

お手本を書いてみたので参考にしてみてください。

・イントロ

僕はテキサス州に3年半住んでいます。

現地校には、様々な地域から生徒が集まっています。

そしてイラクなどからの難民も受け入れているため、英語を母語としない生徒へのサポートが手厚いです。

英語を母語としない生徒たちは、まずESLというクラスで学ぶのですが、そのESLの先生が言う、“Remember that you become what you practice most.”が、僕にとって海外生活で印象に残る言葉となります。

・ボディ1(154字)

現地校に入学したばかりの頃は、日本人が誰もいませんでした。

まったく分からない英語で説明を聞き、周りは外国人ばかりで不安な中で頑張れたのは、ESLの先生のおかげです。

担当だった先生はとても親切で、宿題のサポートから悩みの相談まで、あらゆる面で支えてくれました。

そし全員に対して平等に接し、いつも励ましてくれました。

・ボディ2(143字)

先生は毎日、一人ひとりに声掛けをします。

「シャンティ、あなたの英語は上手くなっているよ。もっともっと上手くなるよ。」というように、話しかけてくれます。

そして、「あなたたちは、時間をどう使っているの?」「あなたたちの夢は?」のようなことを言った後に、“Remember that you become what you practice most.”で締めくくります。

・コンクル―ジョン

先生からの応援が支えとなって、英語を頑張ることができました。

その結果、アメリカ生活3年目で、英検準1級に合格できました。

他のみんなも、英語力を伸ばしていきました。

以上の経験から、励みとなった“Remember that you become what you practice most.”が、海外生活で印象に残った言葉です。

4月からは4年ぶりに日本の学校に通います。

大変なこともたくさんあると思いますが、ESLの先生からの言葉を忘れずに頑張ります。(合計648字)

今回は、アメリカに住む帰国生のお手本になるように、模範の作文を書いてみました。^^

試験で作文エッセイを書くときのコツです。

1、イントロ、コンクル―ジョンの書き方を決めておくこと
2、各ボディの構成をそろえること
3、作文エッセイに使いやすい十八番ネタを準備しておくこと
 

試験では、ブレーンストーミングを行った後に、作文エッセイを書くことになりますが、気を付けないと時間が足りなくなります。

作文エッセイ600字程度を書く場合、全力で書いても30分ぐらいかかります。

ですから、できるだけ時短で書く工夫をする必要があります。

イントロ・コンクル―ジョンの書き方を決めておいたり、ボディの構成をそろえたりすることは、時短につながります。

そしてブレーンストーミングの時間を短くするために、作文エッセイに使えるとっておきのネタを、最低でも3つは準備しておきたいです。

立教池袋を受験するみなさん、学科試験の準備だけでなく、作文と面接試験の準備もバッチリ行ってくださいね。^^

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