立教池袋中学帰国子女枠入試の帰国児童報告書と活動内容証明資料の作成方法

立教池袋中学帰国子女枠入試の帰国児童報告書と活動内容証明資料の作成方法について説明します。

帰国子女枠入試専門コンサルタントの齊藤です。

大妻中野中学GLCの、2022年度帰国子女枠入試の合格発表が11月6日(土)にありました。

スカイプレッスン受講生、大妻中野中学GLCに、2名合格です!

担当は、北海道大学医学部の家城先生です。

家城先生は理系ですので、数Ⅰ・数A~数Ⅲはもちろん、高校の化学・物理の指導が可能です。

さらに、英語エッセイ指導もできます。

生徒さんに元気を与えるのが得意で、特に女子に人気があるんですよ。

さて今回は、立教池袋中学の帰国子女枠入試(帰国児童入試)について、お伝えします。

立教池袋中学は、2022年度帰国枠入試を12月3日(金)に行います。

2022年度帰国枠入試の募集要項を確認してみましょう。

・Web出願期間: 11月8日(月)~19日(金)

・出願書類: 海外在留証明書、帰国児童報告書

・入試試験科目: 国算(各50分 各100点満点)、個人面接試験(10分程度 日本語と英語)

募集要項について、補足説明をします。

まず、試験科目についてです。

帰国子女枠入試の国算は基本問題が中心となります。

一般入試問題よりも、難易度が下がります。

そして面接試験では、滞在国での様子や志望理由などを確認します。

学校のHPの「よくいただくご質問」では、面接試験について以下のように記載されています。

Q5、児童面接の結果が良くなければ不合格になりますか?

面接の評価が良くないだけで不合格にはなりません。国語と算数のテストで基礎学力の定着度をみます。

また、面接では帰国生のとしての特徴を高く評価し、これらを総合的に判定します。

面接も重視されるそうです。

2020年度帰国子女枠入試からは、面接試験がさらに重要になったので、過去の面接試験内容を参考にして、対策をしてくださいね。

・2021年度、立教池袋中学帰国子女枠入試試験内容

・2020年度、立教池袋中学帰国子女枠入試試験内容

次に、帰国児童報告書についてです。

立教池袋中学の帰国子女枠入試の面接試験は、帰国児童報告書に基づいて行われます。

ですから、バッチリな報告書を作成する必要がありますよね。

そこで、立教池袋中学の帰国子女枠入試の帰国児童報告書と活動内容証明資料の作成方法について具体的に説明します。

帰国児童報告書では、9つの分類の中から3つを報告することができます。

1、学校行事・児童会活動

2、学習研究活動

3、スポーツ活動

4、芸術活動

5、ボランティア活動

6、各種検定

7、海外現地校体験

8、教会活動

9、その他

上記の中から選択します。

選択した3つを、活動内容証明資料で具体的に説明します。

活動内容証明資料の作成方法について、入学試験要綱の6ページに以下のように記載されています。

2、活動内容証明資料(該当者のみ)

活動内容を証明する資料(証明書・賞状・新聞・パンフレット等)がある場合は、そのコピーを用意して、活動内容ごとに「活動内容証明資料」を作成してください(最大3つまで)。

なお、原本は入試当日の面接時に提示する必要があります。

「活動内容証明資料」の作成について

・本校ホームページより「活動内容証明資料(表紙)」をダウンロードし、A4サイズの白紙に印刷してください。

・「活動内容証明資料(表紙)」に、証明資料(コピー)を分類番号毎にホチキス留めで添付してください。

・「自己アピール申請書」に記載された活動内容と「活動内容証明資料」の番号は一致させてください。

・証明資料のコピーは、A4サイズに統一してください。

・証明資料に掲載された本人氏名等の該当する部分には赤い下線を引き、分かりやすくしてください。

・コピーの不鮮明等により判読不能なものは、証明資料として認めません。

・学校名または団体名のみが記載された資料だけでは、証明資料としては認められません。必ず本人の氏名が記載された、本人の出場を客観的に証明できる資料もあわせて提出してください。

・「活動内容証明資料」にホチキス留めで添付されていない資料は、証明資料として認めません。

つまり、選択した3つの活動内容について、それぞれをA4用紙いっぱいを使ってアピールできるということですよね。

添付資料は、分かりやすいことが重要です。

図を使って説明します。

まず、活動内容証明資料の基本形式です。

表紙がA4用紙タテなので、その後ろにつける資料もA4用紙をタテに使います。

活動内容を証明する資料(証明書・賞状・新聞・パンフレット等)を写真にして、左側に配置します。そのちょうど反対側に資料の説明を書きます。

写真も説明も、同じサイズのテキストボックスに入れます。

そうすると、位置的にも、サイズ的にも、写真と説明が対応していることが明確になります。

次に、活動内容を証明する資料に対する説明についてです。

1、証明書・賞状・新聞・パンフレット等に関して説明する(何の資料であるか、いつの資料であるか、どこの資料であるか など)

2、活動内容はどのようなものであるかを具体的に説明する

3、その活動内容から得られた学びや気付きについて説明する

「1」から「3」までを書くと良いですよ。

面接試験では、特に「3」が重要になりますよね。

最後に、活動内容を証明する資料の具体例です。

A4用紙をタテにして使うと、写真と説明のテキストボックスを4面ずつ並べることができます。

しかし、証明書・賞状・新聞・パンフレット等の写真の縮小が難しい場合は、テキストボックスをタテ2面、またはヨコ2面使って当てはめると良いです。

それに対応する説明も、同じく2面使ってください。

また、証明書・賞状・新聞・パンフレット等の写真は本人が関与していることを証明するために、お子さんの氏名に赤線を引いてください。

また、お子さんに賞状が授与されている写真などを使う場合は、お子さんを示す矢印や赤丸を加えてください。

立教池袋中学の、2022年度帰国子女枠入試の出願期間は11月8日(月)から19日(金)です。

立教池袋中学を受験する皆さんは、活動内容証明資料作成もバッチリ行ってくださいね。^^

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